建築設計 ARCHITECTURAL DESIGN

2002年に発足した建築部門は鉄道施設を基本としながら、そのノウハウを活かして、公共建築など様々な建物の設計の実績があり、企画から計画、設計、工事監理までトータルで行っています。「安全と信頼」の建築を造り出す良きパートナーとして努めてまいります。

交通施設

嬉野温泉駅　駅舎

嬉野市の特性やイメージより「湯どころの　趣のある駅」をコンセプトとし、風景になじむ大屋根のなだらかなシルエット、高さを抑えた深い軒、迎え入れる下屋、細い格子のファサードにより構成し、和の装いを基調とした駅舎デザインとした。

所在地	佐賀県嬉野市 （西九州新幹線）
建物構造・規模	鉄骨造・高架駅・5,232㎡
しゅん功年	2022年
受賞	2022年度　入選 （社団法人鉄道建築協会）

提供：JRTT鉄道・運輸機構

提供：JRTT鉄道・運輸機構

提供：JRTT鉄道・運輸機構

提供：JRTT鉄道・運輸機構

所在地	佐賀県嬉野市 （西九州新幹線）
建物構造・規模	鉄骨造・高架駅・5,232㎡
しゅん功年	2022年
受賞	2022年度　入選 （社団法人鉄道建築協会）

浜崎駅　駅舎・自由通路

自由通路、駅舎や待合室、公衆便所、駅前広場の通路上家や駐輪場を整備。外観は諏訪神舎通りと調和するモノトーンの色調で、既存駅舎入口の特徴的なポーチ形状を新駅舎にもデザイン要素として取り込んでいる。

所在地	佐賀県唐津市（JR筑肥線）
建物構造・規模	鉄骨造・地上駅（2階建）・自由通路493㎡
しゅん功年	2022年
受賞	2022年度　入選 （社団法人鉄道建築協会）

所在地	佐賀県唐津市（JR筑肥線）
建物構造・規模	鉄骨造・地上駅（2階建）・自由通路493㎡
しゅん功年	2022年
受賞	2022年度　入選 （社団法人鉄道建築協会）

大村車両基地駅　駅舎

西九州新幹線ルートの「大村車両基地」計画地横に大村市の請願駅として計画。デザインは3案から、市民投票を経て「未来」に決定した。新幹線車両のもつシャープさを外観の直線で表現し、待合室は6ｍの高天井が開放感を与え、上部にあるハイサイドライトから自然光を取り入れることで、心地よい明るさを感じる空間とした。内装材には長崎県産材の杉材を使用する事で、暖かさや優しさを感じさせ、居心地の良い空間となっている。夜間は、ルーバーやカーテンウォールからの明るくこぼれる暖かなひかりが、今後の大村市の発展する様と重ね、「光あふれる未来」を感じさせる照明演出とした。

所在地	長崎県大村市 （JR大村線）
建物構造・規模	鉄骨造・地上駅・132㎡
しゅん功年	2022年
受賞	2023年度　入選 （社団法人鉄道建築協会）

所在地	長崎県大村市 （JR大村線）
建物構造・規模	鉄骨造・地上駅・132㎡
しゅん功年	2022年
受賞	2023年度　入選 （社団法人鉄道建築協会）

鹿児島駅 駅舎・自由通路

外観デザインは、地元からの要望もあり、戦前の旧駅舎の印象を外観に残すこととし、内装にはアルミキャストによる薩摩切子をイメージした装飾を施し、全体として落ち着いた美術館を思わせるような空間となるように計画した。

所在地	鹿児島県鹿児島市 （JR鹿児島本線・日豊本線）
建物構造・規模	鉄骨造・地上駅（2階建）・1,288㎡
しゅん功年	2021年
受賞	2021年度　停車場建築賞 （社団法人鉄道建築協会）

所在地	鹿児島県鹿児島市 （JR鹿児島本線・日豊本線）
建物構造・規模	鉄骨造・地上駅（2階建）・1,288㎡
しゅん功年	2021年
受賞	2021年度　停車場建築賞 （社団法人鉄道建築協会）

令和コスタ駅

観光列車「ななつ星in九州」のデザインを手がけた水戸岡鋭治氏のデザイン案をもとに、地元森林組合による木材提供をうけ、上家やホーム床に木材を多用。スロープ上家は連続する鳥居のような人々を迎え入れる空間を演出した。全国で令和初の駅である。

所在地	福岡県行橋市 （平成筑豊鉄道）
建物構造・規模	木造・10㎡（待合室）
しゅん功年	2019年
受賞	2019年度 福岡県木造・木質化建築賞 奨励賞

所在地	福岡県行橋市 （平成筑豊鉄道）
建物構造・規模	木造・10㎡（待合室）
しゅん功年	2019年
受賞	2019年度 福岡県木造・木質化建築賞 奨励賞

延岡駅　駅舎（改修）・
自由通路

デザイン監修者に乾久美子氏を迎え、自由通路は開放的な空間で内部と外部が一体的に感じられるデザインとし、また市民に愛着のあるシンプルな駅舎の構成と調和のとれたデザインとなるよう、装飾を排除した、庇・柱・スラブ・サッシのシンプルな構成とした。

所在地	宮崎県延岡市 （JR日豊本線）
建物構造・規模	駅舎　鉄筋コンクリート造・自由通路　鉄骨造・地上駅（2階建）・駅舎1,030㎡、自由通路781㎡
しゅん功年	2018年

所在地	宮崎県延岡市 （JR日豊本線）
建物構造・規模	駅舎　鉄筋コンクリート造・自由通路　鉄骨造・地上駅（2階建）・駅舎1,030㎡、自由通路781㎡
しゅん功年	2018年

遠賀川駅　駅舎

リニューアル前の駅は、明治23年に開業した木造の洋風なイメージのデザインで設計された駅舎であった。今回の設計において、外観は町が設定した「歴史を感じる」のコンセプトの中で、駅周辺整備事業で隣接する交流センターと調和するデザインとした。また、建物形状と素材は、長い壁面が単調にならないよう、凹凸や縦長のサッシを設け、素材は重厚感を感じさせるレンガ調や石調などの素材感のある窯業系サイディングや金属サイディングを用い、町の顔となるデザインとした。

所在地	福岡県遠賀町 （JR鹿児島本線）
建物構造・規模	鉄骨造・地上駅（2階建）・574㎡
しゅん功年	2021年

所在地	福岡県遠賀町 （JR鹿児島本線）
建物構造・規模	鉄骨造・地上駅（2階建）・574㎡
しゅん功年	2021年

鉄道施設　機械設備

鉄道施設における設備設計は幅が広く、空調設備、給排水衛生設備、排煙機や消火設備等の防災設備はもちろんのこと、エスカレーター、エレベーター、熱源機械設備、病院の医療ガス設備や厨房機器設備、はたまた鉄道に特化した駅ホーム可動柵、車両検修機器、排出水処理装置など大小、多種多様な設備設計を行っている。また、機器の進化も著しく、常に最新の情報を入手し、ユーザーに対し想定以上のものを提供できるよう努力している。