座談会

TALK SESSION

JRQCのリアルな声を聞かせてください。

JRQCのリアルな声を聞かせてください。

  • 建築本部	建築設計部 T・Sさん

    建築本部 建築設計部 T・Sさん

    大学 ⁄ 工学部 建築学科

    入社年:2011(H23)
    社会人採用

  • 技術本部	交通インフラG Y・Mさん

    技術本部 交通インフラG Y・Mさん

    大学 ⁄ 工学部
    建設社会工学科

    入社年:2010(H22)
    新卒採用

  • 営業本部	営業部 T・Kさん

    営業本部 営業部 T・Kさん

    工業高等学校 土木科

    入社年:2018(H30)
    新卒採用

  • 技術本部	構造技術G K・Oさん

    技術本部 構造技術G K・Oさん

    大学 ⁄ 工学部
    建設社会工学科

    入社年:2022(R4)
    新卒採用

入社の決め手を教えてください。

Y・Mさん

当社を選んだ理由は、福岡市内で働きたかったから。「JRグループで経営基盤が安定している」と思い、応募しました。当時は求人はなく、直接総務に電話しました。

K・Oさん

私も、転勤のない福岡の会社で働きたかったからです。人口増で発展が続く福岡は仕事が多く、長く働けると思いました。

T・Kさん

私は高卒で入社しました。当時高卒の募集は珍しく、母校からの入社第1号という先生方の期待を背負って入社を決めました。

T・Sさんは転職ですね。転職の理由と入社の決め手を聞かせてもらえますか。

T・Sさん

私は、ゼネコンと設計事務所で働いた経験があります。ゼネコンでは設計図を基に建物を建てる現場管理の仕事だったので、自分の考えで建物を設計したいと思って設計事務所に転職しました。そこは、社長が退任するまでの5年間という期限付きでしたが、技能を磨くため修業と思って働きました。その社長から紹介されたのが当社です。入社の決め手は皆さんと同じく、転勤のない企業で働きたかったから。子どもが福岡で育っていましたからね。

入社前に不安なことはありましたか?入社後の印象も教えてください。

K・Oさん

新卒でしたから「技術や技能が通用するかどうか」よりもまず「社会人としてやっていけるのか?」と不安でしたが、入社後は先輩について仕事を進めるので、一人で放り出されることはないし、声掛けもしてくれるので安心感はありました。
入社後、残業は多いように感じました。しかし、それも社会人としての経験や業務への知識が浅かったからで、他社より多いとは思えません。2年経った今も「この業界でやっていけるだろうか?」という不安は拭えませんが、その一方で、2年しか経っていないのだからできなくて当然だ、と思うようになりました。素直な気持ちで1つずつ経験を積み重ねていくしかないと思っています。

T・Kさん

私は高卒でしたから、何をしたらいいのかさえ、わかりませんでした。先輩がわからないことは聞いてと言ってくれたので、都度質問をして仕事を終わらせるたびに、自信がついていきました。

転職のT・Sさんは、どんな印象を持ちましたか?

T・Sさん

当社の業務には“鉄道”という専門性があります。私はそれまで自治体や民間企業を相手に公民館やマンションなどの設計を行ってきたため、鉄道に関する知識は入社後にイチから勉強しました。当初はとまどいもありましたが、慣れれば、「建築」という本質は変わらないため、意図を理解でき仕事しやすいです。

転職した方にとって、
当社は働きやすいでしょうか。

T・Sさん

私はある程度の経験を積んで転職したため、最初から業務を任せてもらえました。お客様の打ち合わせには上司が同行してくれたので、社員のキャリアに合わせて対応してくれると思いますね。私は伸び伸びさせてもらっています。

座談会風景01

当社の職場の雰囲気はどうですか?
堅い印象がありますか?

Y・Mさん

JRという名称や鉄道という業務内容から想像されるような“堅い”印象はありません。

K・Oさん

私も堅い印象はありません。最近はオフィスカジュアルが認められ、変化を感じています。

T・Kさん

コミュニケーションを取りながら和気あいあいとした雰囲気の時もあれば、ピリッとした時もあって、メリハリのある職場だと感じます。

T・Sさん

前職のアトリエ系の設計事務所はラフな服装でよかったので、それに比べると「身だしなみに気をつけなきゃ」とは思いました。JR特有のものなのかどうかはわかりませんが、企業ならではの堅さは感じました。今はオフィスカジュアルも導入されて、TPO さえ気をつけていれば、働き方や服装は個人の判断に任せられています。職場環境はだんだん変わってきましたね。

T・Kさん

社内には、野球クラブがあって、月に一度くらい楽しく活動しています。複数の部署のメンバーがいるので、普段コミュニケーションをとらない人ともとれます。クラブを通して人柄がわかるから、仕事のやりやすさにつながっています。

働き方や制度についてどう思いますか?有休は取りやすいですか?

T・Kさん

有休は取りやすいです。土日とあわせて、旅行に出かけたりしています。

T・Sさん

今は働き方改革によって年間5日間の有休取得が義務になっていますし、社会的にも当社としても休まずに働くような風潮ではありませんからね。

Y・Mさん

私が入社した頃、有休は病気で休む時に使うもので、私用に使うイメージはありませんでしたが、ずいぶん変わりました(笑)。

K・Oさん

有休を取るように上司から言われるし、取得理由も聞かれませんね。

座談会風景02

人間ドックの補助金額が3万円から6万円に変更され、
フレックス制度が導入されました。これらの福利厚生をどう思いますか。

T・Sさん

脳ドックや大腸がん検査等をすれば、以前はオーバーしていましたが、6万円の補助があれば手出しの必要がなく、安心して受診できます。

Y・Mさん

女性は、乳がんや子宮がん検診などオプションが増えがちですから助かります。

T・Sさん

フレックス制度はいいですね。制度導入前は、朝早めに来て仕事が予定より早く終わっても18時まで退社できなかったのですが、フレックス制度になってからは18時前に退社し、夕食を家族と食べることができます。時間をコントロールしやすくなりました。

Y・Mさん

私は時短勤務を利用しています。朝1時間早く出社し16時30分に退社して保育園に子どもを迎えに行きます。例え10分でも勤務時間として認められ、その10分がありがたい。10分早く退社できれば、電車の発車時刻に間に合うので。

K・Oさん

ほんの10分20分でもずいぶん違いますよね。

結婚・妊娠・出産を経て、働き方は変わりましたか?

Y・Mさん

第1子出産後の復帰では、自分でスケジュールを組めたし、体調を考慮しながら仕事できました。第2子出産の頃は、キャリアを積んで責任ある業務についていたので業務量が多く、自分の都合で休めませんでした。思うようにいかずイライラして子どもにあたったので、家庭に悪影響を及ぼすと思い、退職を考えましたね。
今も上司に相談しながら、どうにか乗り越えられるよう摸索中です。産休・育休を取りにくいとは感じません。男性もぜひ取って欲しいです。

T・Sさん

夫が産休・育休を取ると、やはり助かりますか?

Y・Mさん

助かります!3時間おきの授乳は寝れずに本当にしんどいので、例えば夫が子どもを連れて散歩してくれれば、ちょっと横になって休むことができます。

T・Kさん

私は結婚したばかりですが、妻からは産休・育休を取って欲しいと言われています。

Y・Mさん

ぜひ取ってください!

K・Oさん

Y・Mさんは、前例のない中、先陣をきって奮闘されていてすごいと思います。私もゆくゆくは子どもが欲しいですが、育児しながら仕事ができるか、自信がありません。

座談会風景03
Y・Mさん

出産後の働き方として時短勤務への移行もできます。私は時短勤務で奮闘中です。

T・Sさん

管理職が率先して業務管理をし、会社全体で働きやすい空気を醸造させていければ、と思います。

座談会風景03

どんな人と一緒に働きたいですか?

T・Sさん

自分の特徴を知った上でそれを武器にできる人。広く浅くもいいけど、得意なことを突き詰めて、それを武器にできる人は仕事をやっていく上で強いと思います。そして、そのことをアピールできる人ですかね。

T・Kさん

私は、和気あいあいと仕事を進めたいので、コミュニケーションがとれる人・とりやすい人がいいと思います。私は色々な部署を経験してきましたが、自ら伝えていくことは大事だと感じています。

K・Oさん

私が意識していることは、素直になることと、謙虚になること。上司や先輩がいうことを素直に一度受け止めて、そこから知識を深める、経験を積むことができれば、仕事を円滑に進めやすいし、回りの人も嫌な気がしないと思います。人間関係もうまく築けると思います。

Y・Mさん

設計の仕事は、新しい技術が出続けるので、新しいことを学び続けないといけない業種だと思います。その知識を吸収、勉強し続けることが苦になる人は、難しいかもしれない。あとは、責任感を持って仕事に取り組める人。

座談会を受けての採用担当者の思い

私たちの仕事は、九州地域を中心に交通・社会インフラ、駅などの交通施設や公共施設、マンションなどの住まいなど、地域の皆様の生活の基盤になるものを多く手掛けています。責任感を伴う仕事ですし、大変な面もあると思いますが、その分やりがいがある仕事だと思います。

2022年、2023年と、人間ドックの補助金額増やフレックス制度の導入、スキルアップのための資格取得学習支援制度の拡充など、福利厚生の改定を行いました。今後も、社員がより働きやすくなるよう、環境づくりや制度整備を進めていきます。

取材時:2024年1月