Interview #05
大学院 ⁄ 工学府
建設社会工学専攻
技術士
入社年:2012(H24)
新卒採用
福岡出身の私にとって地元企業であること、社会の重要なインフラである公共交通機関の仕事に携われることに魅力を感じて入社しました。
大学院では河川工学を研究していたため、弊社で主に実施する分野はいわば畑違い。覚悟はしていましたが、最初は苦労しました。入社後、最初は踏切と道路の設計を実施していましたが、先輩に言われるまま働いていて、ついて行くのでやっとでした。
しかし、上司や同僚の協力を得ながら2年間くらいかやっていくうちにだんだん面白くなり、興味も湧いてきました。興味がわくと勉強するし、勉強すると業務内容を理解できて仕事が面白くなるというような好循環が生まれていたのだと思います。最初はわからなくても、やってみることの大切さを感じました。
入社5年目に鉄道関係の研究所に出向しました。そこではコンクリート構造の研究を行い、プロパーの方や全国から集まった同じ出向者と業務に励んでいました。
とあるテーマに対して実験や解析を行っていたのですが、実験で起きた現象、解析の結果などを論理的に説明する必要がありますが、そのために、過去の文献や専門書などの知識が必要になります。ここでもまた知識のなさを痛感しました。しかし、1つの物事に対して、上司や同僚と議論していくと知識はより深まります。議論によってさまざまな考え方に触れ、自分の誤りや別のアプローチの方法に気づくこともできます。知識の少なかった私ですが、いろいろ知れて毎日が楽しかったです。時々、飲みの席で議論していたくらいですから。私はここで継続して物事を学ぶ大切さや土木の本質を教わったように思います。この出向が私のターニングポイントになりました。
踏切とその前後道路の設計や駅周辺の自由通路、橋梁・高架橋の設計業務などを担当し、自分が設計したものが完成した時はやっぱり嬉しいですね。また、その業務の中で知識を掘り下げ、各分野に精通している人たちと話し合いを重ねて創り上げていく過程の楽しさ、挑戦していく面白さもあります。
難しい課題はどの業務にだってあります。困難にぶつかって解決策を見いだせないときは上司にも、部下にも尋ねます。一人で解決するのは難しく、無理なことです。悩んでも物事は進まないので、周囲に相談して解決の糸口を探したほうがいいと考えています。
職に就いたからにはその仕事に興味を持たないと、イヤイヤ働くことになってしまいます。興味があれば自分で調べるでしょうし、知識も深まるでしょう。知識を深めるには机に向かってカリカリ勉強することも必要ですが、それよりも興味を持つことが重要だと思います。知れば知るほどこの仕事は面白くなります。
学校で学んでいることは、この仕事の基礎になるものです。ですから、学校での学びは学生のうちにしっかり身につけたほうがいい。しかし、学生時代にはそれになかなか気づけないもの。私も気づけていなかったです。入社後、私はもう一度大学で学びたいと思ったほどです。
転職をお考えの方もいらっしゃると思います。当社の業務は鉄道関係の比率が高いため、異なる部門や業種から転職された方々の知識と経験は非常に良い刺激になります。お互いの良さを融合させ、一緒により良いものを創っていければなと思います。
※内容等は、取材時(2024年1月)の情報です。
※内容等は、取材時(2024年1月)の情報です。
週末は地元の仲間とサッカーを楽しんでいます。
Interview #01
工業高等専門学校
情報工学科卒
入社年:2019(H31)
社会人採用
Interview #02
大学院 ⁄ 工学系研究科
都市工学専攻
入社年:2018(H30)
新卒採用
Interview #03
工業高等専門学校
都市システム工学科
入社年:2018(H30)
社会人採用
Interview #04
大学 ⁄ 工学部
環境システム工学科
入社年:2018(H30)
社会人採用